ありのままの自分を受け入れることからはじめよう

Riyo Kitano

Riyo Kitano

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自分でうつを治すためのセルフカウンセリング方法の、第一歩


それは
「ありのままの自分を受け入れること」


ありのままの自分を受け入れる気持ちを自己肯定感といい、この自己肯定感がうつを乗り越えるキーポイントになる。


自己肯定感が高い人は、楽しさやうれしさ、充実感を味わう自分だけでなく、悲しさ、みじめさ、無力感を味わう自分自身も同じく価値のある自分だと認める事ができる。


自分の存在・感情をしっかりと受け入れ、自分自身の強さも、弱さも自分の一部として愛情をもって接することが出来るので、つらい感情から逃げるのではなく、つらい感情と向き合っても自分の大切さを感じられる心をもっている。



自分の存在そのものに価値があると信じられるということだ。



私も含め、うつ傾向にある人は、総じてこの「自己肯定感」が育っていない場合が多い。



その原因は、育てられた環境に大きく起因する。


その「存在」を認められて育てば、自然と自己肯定感は育つ。

究極は、「生まれてくれてありがとう」だし、「いっしょにいて楽しい」とか、「やさしいんだね」や「悲しいね」と言うように感情を受け入れられる言葉をかけられて生きてきた人は、自己肯定感がしっかりと育っている。



一方「行為」や「持っているもの」をほめられて生きてきた人は、自己肯定感が育ちにくい。

「頑張ってテストでいい点を取ったね」「いい会社に入れてよかったね」「そんな資格を持っているなんてすごいね」
こういう言葉で褒められてきた人は、頑張った結果や、得たモノに対して褒められ、認められている。
だから、自分が認められるためには、もっともっと頑張っていなくてはいけない。



現在うつ病が増えているのは、競争社会、学力社会の中で、小さいころからこのようにして育つ人が多いからだ。



「存在」ではなく、「行為」や「持っているモノ」を認められてきたから、自分自身が自分の「存在」を認めることが出来ず、「行為」や「持っているもの」の比較の中で挫折した時、自分自身の「存在」まで卑下して苦しんでしまう。



また、たとえ物質的な幸せをたくさん手にできたとしても、精神的な幸せが得られずに苦しんでしまうのだ。



自己肯定感が低いと、自分のネガティブな面や弱い面に目が向けられず、感情を押し殺したり、無理をしたり、かえって自分を苦しめることをしてしまう。


また、自己肯定感が低いと、幸せになるために「行為」と「良い持ちモノ」を追い求めていないと不安になってしまう。頑張っていない自分なんてダメだと思うし、いい会社、良い給料、いい配偶者、良い子供・・・・と、完璧を追い求めてしまう。


そして、このような状態が続くと、人とうまく関われなくなったり、人が離れて孤独になり、休んでいても心が休まらない状態になってしまう。


この状態に、不眠や過食・拒食、パニックなどの症状が出ると、病名が付くというわけだ。



今のあなたに、自己肯定感が育っていないのは、決してあなたの責任ではない。



あなたの親だって、周りの人だって、良かれと思ってそんなふうに褒めてきたに違いない。



だからと言って諦める必要もない。



今この瞬間から、あなた自身があなたの手で自己肯定感を育てていけばいいのだ。



自己肯定感を高める方法は精神的に簡単とは言えないが、失敗しても、何度でもできるまで挑戦してみてほしい。
ありのままの自分を受け入れ、自己肯定感を高める方法を下記に紹介する。


①失敗や挫折した時の感情に焦点を合わせる

自己肯定感が低い理由の1つは自分自身のネガティブな感情に向き合ってこなかったことだ。

失敗や挫折をした時の自分の感情・存在・状態に焦点を合わせてみよう。

「今どのように感じているの?」と自分自身に問いかけるといい。



「悲しい」「恥ずかしい」「みじめ」「辛い」「腹が立つ」・・・・


失敗や挫折を振り返った時に自分がどうしても認めたくない感情もあるでしょう、今まで逃げてきたのだから精神的にとてもきついはずだ。


だけど、そこを頑張って自分の感情を噛みしめてみてほしい。


感情と向き合うことで自分自身が何に対して恐怖を感じていたのかが客観的に理解できるようになり、自信の弱さを意識することで「弱さ」と言う自分のあり方を受け入れることが出来てきる。


弱さは克服するのではない。


自分の一部として認識して受け入れる。


弱さを含めた自分自身を認めてあげることが、ありのままの自分を受け入れることだ。




「悲しい」「恥ずかしい」「みじめ」「辛い」「腹が立つ」・・・・
これらの感情は、抑圧すればするほど強く大きくなって、深く心に取り付いてしまうが、認めて受け入れさえすれば浄化されて、毒にはならないのだ。




①セルフコーチングをする

コーチング、つまり親が子供をほめ育てるようなことを自分でやってしまえばいい。

「存在」にフォーカスした声掛けを、どんどん行っていこう。
周りに誰もいないなら、声に出すのが一番いいだろう。


やり方は簡単、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、どちらも認めていくことだ。


「すごく気分がいいね、幸せだね」
「いまのは辛かったね、悲しかったね」
「恥ずかしくて嫌だったね」

どんな感情も抑圧せずに認めてあげることが大切だ。


自分の存在、あり方、感情、自分自身にきちんと向き合ってあげよう。




あなたが何歳であっても、今からでも遅すぎることはない。

紹介した2つの方法を使って、自分の「自己肯定感」を高めるトレーニングを始めよう。
Posted byRiyo Kitano

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